センコーグループホールディングス株式会社

SENKO HOLDINGS
     

人材育成

センコーグループ人材育成方針

方針(基本的な考え方)

センコーグループは、人を育て、人々の生活を支援する企業グループとして、未来を動かすサービス・商品の新潮流の創造にたゆみなく挑戦し、真に豊かなグローバル社会の実現に貢献することをミッションとして活動しています。

これらのミッションを実現し、人々の生活や産業全般への関わりを通じて人と社会に新しい価値を届け続けるためには、センコーグループで働く「人」一人ひとりの働きがいと個人の成長の実現が重要と考えます。

会社と従業員が共に高めあう関係の実現を目指しながら、従業員自らが個性と能力を最大限に発揮できる人材を育成してまいります。

育成したい人材像

「物流を超える」「世界を動かす」「ビジネスを変える」をスローガンとして、世の中に新しい価値を生み出すことを存在価値とするセンコーグループに必要な人材は、情熱を大事に、常に新しいことに挑戦できる人材です。

また、人々の生活を直接支援する事業を展開する企業グループとして、責任感を持って誠実に行動できる人材も必要不可欠となります。

更に、世代をこえて世界を「つなぐ」ためには、様々な属性を包摂した多様な人材と、他者の多様性を尊重できる人材が必要となります。

情熱を持って、常にチェンジ&チャレンジしつづける人材 責任感を持って、誠実に行動できる人材 敬意を持って、多様な人材と他社の多様性を尊重できる人材

研修・教育体系

センコーグループでは、上記の育成したい人材像を獲得・育成するために、各従業員のキャリアのステージや個性に合わせた様々な種類の研修を、多くの従業員を対象として実施しています。

センコーグループ教育体系
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●プロフェショナル人材育成

新入社員から実務責任者に成長するまでをプロフェッショナル人材育成期間と位置づけ、職場でのOJTと連動した様々なOFFJTの機会を、対面・Web・通信教育など複数のチャネルを通じて提供しています。

●グローバル人材育成

Moving Globalのスローガン実現に向け、2016年度より物流グループにおけるグローバル人材育成を傘下の海外現地法人物流事業会社と協力して行ってきました。今後は、物流グループに限定せず、幅広い分野において、将来海外で活躍でき、「チェンジ&チャレンジ」し続けられる人材の育成コースを新たに企画検討しており、近年のリリースを目指し準備しています。

●マネジメント人材育成

課長・係長には日常業務を行う上で、階層に応じて求められる共通の知識・スキルがあり、昇進のタイミングでの育成機会を提供しています。

特に、従業員一人ひとりの働きがいを実現する為には、他者の多様性を尊重でき、一人ひとりが持つ個性・能力を最大限に発揮させるマネジメント上の知識・スキルが求められます。

事業運営をマネジメントする力と併せて、ミドルの大切な役割である部下育成力を高めるため、自ら持つアンコンシャスバイアスを知ることや、自己目標管理の課題設定や面談など、部下が主体的に成長するためのサーバント・リーダーシップ能力を高める教育等、常に社会環境にマッチした教育カリキュラムを提供しています。

●経営人材育成

グループ企業の役員・部長クラスの育成を目的に教育コースを企画・運営しています。

特に「グループ経営研修」においては、手挙げ方式で受講生を募り、約1年間に渡り経営者としての心構え、戦略、マーケティング、人材マネジメント等、経営に必要な基礎知識を学ぶと同時に、自部門のビジョンを描き、チャレンジする実践的なプログラムです。

センコーグループ独自の取り組み

「クレフィール湖東」を活用した人材育成

センコーグループが事業を通じて培ってきた物流技術を伝承し、さらなる高度化を目指して設置した、交通安全・物流教育訓練施設における研修プログラムを実施しています。

国内屈指の規模を誇るクレフィール湖東では、交通コースを利用した様々なプロドライバー訓練が行われており、また、クレフィール湖東で育成されたトレーナー(トラックドライバー・フォークリフトオペレーターの指導者)が講師となり、それぞれの物流事業の業態にあわせた指導が、全国各地で行われています。

クレフィール湖東
研修風景
研修風景
研修風景

社内大学「センコーユニバーシティ」

物流事業のみならず、これからの事業展開をより確かなものにするため、「チェンジ&チャレンジ」し続けられる人材育成のための教育内容を更に高度化・専門化する場として、「センコーユニバーシティ」を2016年に開学しました。

将来の経営人材、高度な知識・技術習得のための重点教育をする場として、現在は経営人材学科と高度プロフェッショナル人材学科の2コースを中心に、グループ内で知的交流の場を提供しています。経営人材学科では、新たな社会課題・顧客課題を見極め、事業ポートフォリオの再構築ができる人材づくりを、高度プロフェッショナル人材学科では、デジタル変革をリードできる人材づくりを目指して、多くのグループ従業員が学んでいます。

設置コース 修了者数

対象年度 卒業人数(人)
2016年度~2021年度 131
2022年度 360
合 計 491
  1. ※うち、e-ラーニング受講者261名を含む

外国人就労支援・外国人人材の育成

当社グループはダイバーシティ推進の一環として、技能実習制度の活用他、外国人人材に就労いただいておりますが、価値観やライフスタイルの違いを尊重し、認め合うことを基本方針として、各事業所での研修による育成を図っております。

外国人就労支援
外国人就労支援

エンゲージメント

1on1ミーティング

会社と個人が対等な関係を築き、従業員一人ひとりに対して、個の持つ価値観や個性を尊重し、個人の能力を伸ばすためには、部下が経験学習を通じて自己成長できる、上司とのフラットな対話空間が求められます。そこで2020年度より「上司による部下成長のための対話の場」として2週間に1回の「1on1ミーティング」を導入し、グループ内展開を図っています。

1on1 社内コーチ認定資格 保有者数

対象年度 人数(人)
~2022年度 24

経営トップとの対話

若手社員の意見や考え方を長期的観点から今後のグループ経営に活かそうという目的実現のため、2022年4月に、潮見本社ビルに勤務する若手社員と社長を始めとする経営幹部出席のもと、「若手意見交換会」を行いました。参加した社員からは、グループ間シナジーや情報共有の深化、新規事業への取り組み、ブランド力強化など多くの意見が出され、経営幹部と活発な議論を交わしました。こういった若手社員の意見を、将来のグループ経営に生かしていく考えです。

未来デザインプロジェクト

現在センコーグループには、180社近くの様々な事業会社が存在します。各グループ事業会社の個性(強み)をつなぐ場を提供し、未来のシナジー創出に繋げるために、2022年度より本プロジェクトを新たにスタートしました。多様な価値観を持つ若者が集い、互いに刺激を受けてグループの将来を夢に描く場とするとともに、今後は将来の経営人材の早期選抜及びグループ人材交流の場と位置付けて継続していきます。

『CS・ES向上活動全国発表大会』の開催

センコーグループでは、従業員が良好な健康状態でモチベーション高く仕事に取り組むことで、業務の質が上がり、より良いサービスを顧客に提供でき(ES=従業員満足度)、また、お客さまの視点に立ち常に品質の向上に努め、最高のサービスや商品を開発し提供することで、お客さまの満足と社会からの信頼を獲得できる(CS=顧客満足度)と考えています。

毎年、各グループ事業会社や職場のCS・ES向上事例を発表し合う場として本大会を開催し、事業グループの枠組みを超えて、顧客と従業員の満足度向上の取り組みを継続し、かつ広める取り組みを行っています。

各種表彰制度

●「社内起業支援制度」

創業100周年を機に創設された本制度は、「つねに、チャレンジできる制度」として、従業員が通年で積極的に事業の提案ができる制度です。「チェンジ&チャレンジ」する従業員をグループ全体で支援し、事業化を通じて若年経営者の育成を図ります。

●「チェンジ&チャレンジ賞」

2022年度より、「チェンジ&チャレンジ賞」を新たに創設しました。成果だけではなく、グループ従業員及びパート・アルバイト従業員が地域社会や自社の課題を自ら発見・設定し、現状維持ではなく現状をより良い方向へ「チェンジ」し、目標に向かって果敢に「チャレンジ」している取り組みを、その努力の過程・度合いも考慮して評価する表彰制度です。

人材育成を実践する環境づくり

「人を育てる企業グループ」を実現するためには、日常業務から離れて集中できる「学びの空間」が必要です。グループの役員から、物流現場の最前線で活躍するドライバー・作業員まで、全てのセンコーグループ従業員が、自ら「チェンジ&チャレンジ」を実現するために、目的に合わせた教育・訓練施設を設置しています。

EL lab.(スタッフ系教育施設)千葉県流山市

物流事業以外にも、ライフサポート事業、ビジネスサポート事業他、今後増え続けるグループ企業の管理職や事務系スタッフの教育施設として2020年度に複合施設であるクレフィール流山内にEL lab.を開所しました。

EL lab.は、E:Edge(先端の)・Education(教育を) L:Learning(学び) lab.: laboratory:(研究する)施設です。

EL lab.
EL lab.
EL lab.

クレフィール湖東(交通安全・物流教育施設)滋賀県 東近江市

1996年、創立50周年記念事業の一環として約80,000坪の広大な敷地に、「交通安全と物流教育」を通じて、センコーグループの現場力を強化することを目的に、「安全に危険体験ができる」教育訓練施設として設置しました。ここでの教育訓練は、物流業界のみならず、公共団体・一般企業に対しても一部開放することで、「交通安全社会の実現」へ貢献しています。

「クレフィール」は、以下の言葉の造語です。

Crefeel

センコーユニバ―シティ・サテライト教室(潮見SIF 2F) 東京都 江東区

センコーユニバ―シティではEL lab.(流山)以外にも、グループ事業会社の事務所が集まる潮見SIF内にサテライト教室を設置しています。通常の研修以外にも、センコーユニバ―シティ主催セミナーの会場として、また業務時間の合間や休憩時間を活用した身近な学習・コミュニケーション空間として、学生が集う場となっています。

サテライト教室
サテライト教室

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