単位 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 ※2 | ・・・・ | 2026年度目標 | |
---|---|---|---|---|---|---|
CO₂排出量 | t-CO₂ | 245,179 | 271,439 | 268,288 | ・・・・ | ----- ※3 |
売上高100万円当たりCO₂排出量 | t-CO₂/百万円 | 1.01 | 1.05 | 0.98 | ・・・・ | 0.91 |
センコーグループは、世界の平均気温の上昇を1.5度に抑えた持続可能な社会を構築するために、企業として果たすべき役割があると考え、当社グループが主体的に取り組むべきScope1+2について、2050年にカーボンニュートラルを目指すことを2024年5月、取締役会にて決議しました。
本中期経営計画期間中、当社グループは主軸である陸運事業におけるCO₂排出原単位の削減※1を指標とし、2020年度対比10%削減を2026年度までに達成することを目指し実行しています。多岐にわたり事業展開している当社グループ全体での目標を掲げることが重要と考え、上述の指標に加え、グループとしてGHG排出削減量に関する中長期目標を2024年5月開催の取締役会において決議し、達成に向けたロードマップを策定しました。2022年度を基準年度とし、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた中間目標としてScope1+2の排出量を2030年度に35%削減、2035年度に55%削減することを目指します。なお、M&Aなどによりバウンダリに変更が生じた場合には、基準年度の排出量についても適宜、遡及し開示することを予定しています。
なお、2022年度末時点での当社グループ企業の基準年度(2022年度)GHG排出量は47.7万t-CO₂、と算定しています。
2023年度は長崎運送株式会社、株式会社オーナミなどが新たに連結対象となったため基準年度の数値を見直し、今後公表する統合報告書や本ウェブサイトにて開示予定です。
2022年度末時点での当社グループ企業の2023年度排出実績は約46.6万t-CO₂(概算値)です。
今後精査の上、グループ全体の排出実績値とともに本ウェブサイトにて開示予定です。
※1:陸運事業のCO₂排出原単位 :物流事業セグメントにおいて、「国内物流」「冷凍冷蔵物流」「その他物流」に属する事業会社のCO₂排出総量を把握し、同事業会社の直営売上高合計で除した値
物流事業を基盤とする当社グループのGHG排出削減は、車両や船舶、燃料などの環境対応技術の商用化や普及動向に拠るところが大きいのが現状です。しかしながら、他社との連携や実証実験への参画や提言、当社グループのカーボンニュートラルに寄与する可能性のある技術を有する企業への出資など、当社の多様な資産を有効活用し、様々な挑戦と検証を行ってまいります。その上で当社グループにとり最適な技術を見極め、車両や船舶のエネルギー源を本格転換し、当社グループひいては物流業界の脱炭素化推進の実現に貢献することを目指します。また、再生可能エネルギー電力の調達や購入、省エネ設備や機器の導入や転換を引き続き推進します。
目標や施策、かかる投資などについては、最新情報を収集の上、今後とも適切な検討や見直しを行っていきます。
センコーグループでは、事業活動で発生するエネルギー使用量及びCO₂排出量を把握し、その結果を環境保護活動に反映させています。2022年度に開始した5カ年の中期経営計画では、陸運事業のCO₂排出原単位※1を主要指標とし、2020年度比10%削減を2026年度目標に戦略投資等の実行によりカーボンニュートラルの実現に向けた環境対策活動を推進し、事業の持続的な成長の実現を目指しています。
※1:陸運事業のCO₂排出原単位 :物流事業セグメントにおいて、「国内物流」「冷凍冷蔵物流」「その他物流」に属する事業会社のCO₂排出総量を把握し、同事業会社の直営売上高合計で除した値
1. 陸運事業のCO₂排出原単位※1
単位 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 ※2 | ・・・・ | 2026年度目標 | |
---|---|---|---|---|---|---|
CO₂排出量 | t-CO₂ | 245,179 | 271,439 | 268,288 | ・・・・ | ----- ※3 |
売上高100万円当たりCO₂排出量 | t-CO₂/百万円 | 1.01 | 1.05 | 0.98 | ・・・・ | 0.91 |
2. 再生可能エネルギー太陽光発電実績
単位 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
---|---|---|---|---|
太陽光発電量 ※4 | MWh | 18,502 | 18,990 | 22,158 |
3. CO₂削減実績
単位 | 2022年度 | 構成率 | |
---|---|---|---|
Scope1(省燃料) | t-CO₂ | 2,100 | 51.7% |
Scope2(省電力) | t-CO₂ | 1,670 | 41.1% |
Scope3(循環型社会) ※5 |
t-CO₂ | 295 | 7.3% |
合計 | t-CO₂ | 4,065 | 100.0% |
4. グリーン物流 モーダルシフト率 ※6
単位 | 2022年度 | センコー㈱ | % | 64.7 |
---|
5. 環境配慮車両保有比率
単位 | 2022年度 | |
---|---|---|
低炭素ディーゼル車 ※7 | 台 | 5,715 |
ハイブリッド車 | 台 | 121 |
天然ガス車 | 台 | 37 |
電気自動車 | 台 | 11 |
環境車両 合計 | 台 | 5,884 |
全営業車保有台数 | 台 | 6,378 |
全車に占める環境車両の割合 | % | 92.3% |
6. センコーグループCO₂排出源内訳
INPUT | OUTPUT | ||||
---|---|---|---|---|---|
燃料使用量 ※8 kL |
電力使用量 MWh |
Scope1 t-CO₂ |
Scope2 t-CO₂ |
合計 t-CO₂ |
|
センコーグループ全体 ※9 | 129,212 | 210,744 | 347,622 | 87,518 | 435,140 |
7. センコーグループCO₂排出量 年次推移 ※10
単位 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
---|---|---|---|---|
センコーグループ全体 | t-CO₂ | ー | 420,648 | 435,140 |
CO₂排出原単位 | t-CO₂/100万円 | ー | 0.86 | 0.79 |
うち陸運事業 | t-CO₂ | 245,179 | 271,439 | 268,288 |
CO₂排出原単位 | t-CO₂/100万円 | 1.01 | 1.05 | 0.98 |
8. 2022年度 CO₂排出削減目標と実績(t-CO₂)
CO₂削減目標 | 実績 | 達成率 |
---|---|---|
4,000 | 4,065 | 102% |
9. 2022年度 重点実施項目と削減量(t-CO₂)
重点実施項目 | CO₂削減量(t) | ||||
---|---|---|---|---|---|
Scope1 | 省燃料 | ①省エネ対応車輌代替推進 | ②環境優良リフト代替推進 | ③その他 環境対応設備導入 | 2,100 |
Scope2 | 省電力 | ①新電力会社切替/料金改定 | ②省エネ設備切替(LED/空調) | ③太陽光再生エネルギー活用 | 1,670 |
Scope3 | 循環型社会 | ①木製パレット廃棄リサイクル | ②更生タイヤ活用推進 | 295 | |
合 計 | 4,065 |
10. グリーン物流の提案とCO₂排出量削減効果
2022年度 | ||
---|---|---|
モーダルシフト、拠点集約、共同輸配送、車両の大型化など顧客へ 物流システムの改善提案を行ったことによりCO₂排出量を削減した効果 |
成約件数 件 |
CO₂削減量 t-CO₂ |
42 | 1,270 |